施設別・グリストラップ清掃の注意点と清掃事例
施設別のグリストラップ清掃の注意点や事例をご紹介します。施設によって気をつけるポイントが違ってくる場合があります。注意しておかないとトラブルを招く恐れがあるので、事前に確認しておきましょう。
飲食店(ラーメン屋・焼肉屋など)
油を多く使う飲食店では、頻繁にグリストラップ清掃を行わなければなりません。こまめな清掃は毎日、グリストラップ全体の清掃は月に1回は実施しましょう。清掃を怠ると悪臭や害虫、排水管の詰まりが発生し、ひどくなれば営業が停止してしまう可能性も。一度悪臭が漏れるなどした場合、お店の評判が落ちてしまうこともあります。清掃時は悪臭が店内や外に漏れやすいため、営業時間外に行ってください。
保育園・幼稚園
小さな子どもがいるので、グリストラップ清掃をする際には周囲への注意が必要です。清掃が終わったあとも蓋が閉まっているのか、すぐに開く状態になっていないか徹底的に確認してください。また、保育園や幼稚園の近くには民家があることが多いので、作業音や悪臭の漏れなどにも注意してください。事前に近隣へ連絡しておくとトラブルが少ないでしょう。
コンビニ・スーパー
揚げ物や惣菜を店内で作ることが多いコンビニ・スーパー。飲食店と比べて油の使用量が少ないことから、頻繁にメンテナンスをしていないケースがあります。ですが、他店と同様に汚れが溜まりやすいのでこまめな清掃が必要です。また、お店自体が狭いため、グリストラップが小さいお店も多いです。清掃を怠っていると排水管があっという間に詰まってしまうので、注意してください。
病院・介護施設
入院患者や見舞客など、人の出入りが多い病院・介護施設では、清掃時の除去物質の飛散に気をつけましょう。悪臭の原因になるのはもちろん、菌によって食中毒などを引き起こしてしまう可能性があります。衛生管理を徹底し作業を行ってください。また、厨房が地下でないことも多いため、清掃作業に時間がかかってしまうこともあります。
グリストラップの清掃はグッズを使って自社で行う方法もありますが、業者へ依頼をしたり、浄化装置を設置したりする手段もあります。施設によって最適な清掃方法を選ぶと、余計なコストをかけずにスムーズに対応ができますよ。
実現したいこと別!
おすすめのグリストラップ浄化装置3選
グリストラップの浄化装置の中でも、利用者の実現したいこと別におすすめの浄化装置を選定して紹介しています。参考にしてみてください。
月に1万円以下で導入するなら

(https://eco-kankyo.com/service/ozon_greestrap)
- オゾン浄化方式
- 月に1度のバスケットのゴミ取りで浄化された状態が継続できる
- 害虫の発生や配管の詰まり、気になる悪臭を防ぐ
本体価格 | 月8300円~/7年リース(本体価格63万円~) |
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メンテナンス費用 | 30,800円(年1回) |
本体サイズ | W326 × D326 × H502mm |
取り扱い | 株式会社 エイ・アイ・シー |
設置スペースを抑えるなら

(http://www.planet.biz-web.jp/products/jyouka-system.html)
- バクテリア浄化方式
- バクテリアによって油脂分を分解、環境にも優しい
- エアレーションで微生物を活性化させることで浄化効果を長持ち
本体価格 | 要問い合わせ |
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メンテナンス費用 | 要問い合わせ |
本体サイズ | W220 × D269 × H244㎜ |
取り扱い | 株式会社プラネット |
細かいコントロールが必要なら

(https://www.ohnit.co.jp/product/as-1000ds/)
- オゾン浄化方式
- 臭いの強さでオゾン量を六段階切替可能
- オゾン発生体は定期的に水洗いをするだけ
本体価格 | 85.8万円~ (メーカー希望小売価格) |
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メンテナンス費用 | 要問い合わせ |
本体サイズ | W264 × D186 × H271㎜ |
取り扱い | オーニット株式会社 |
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※グリスマジックシステムは、調査をした中で本体サイズが一番小さい
※仙水(AS-1000DS)は、調査をした中でオゾンの発生量を切り替えを細かく切り替えができる