飲食店(ラーメン屋・焼肉屋など)
ここでは飲食店でのグリストラップ清掃を怠るリスクと、清掃事例についてまとめました。さまざまな施設の中でも一番汚れが溜まりやすく、こまめに清掃をしなければならない飲食店。清掃を怠るとどうなるのか、詳しくご紹介します。
飲食店でグリストラップ清掃を怠るリスク
悪臭・害虫により、営業が一時停止する
毎日のように油を使う飲食店(特にラーメン店や焼肉店、中華料理店など)では、グリストラップが汚れやすいです。清掃を怠ることによって油脂やヘドロが溜まり、排水管の詰まりを引き起こします。その結果、悪臭の発生、ゴキブリやネズミなどの発生に繋がり、通常通り営業ができずに一時停止してしまう可能性があるので注意してください。
お店の評判に影響する
万が一、営業中にゴキブリやネズミが出た場合、お客様が不快になり客足が遠のくことも。また、排水管が詰まり下水が逆流してしまうと、悪臭が店内に広がってしまう恐れもあります。現代ではネット上で気軽に口コミが書き込めるので、そうしたお店の状況により、評判が下がってしまう可能性があります。
食中毒になる恐れがある
グリストラップ清掃中に油脂やヘドロなど汚れが店内に飛散し、食中毒の原因になってしまうリスクがあります。そのため、清掃は営業時間外に実施し、清掃後は除菌を徹底しましょう。また、日々油脂などを溜め込みすぎないように、油はできる限り吸い取ってから洗い、グリストラップ内の生ごみは1日1回掃除をするように気をつけましょう。
飲食店のグリストラップ清掃事例
悪臭に悩む焼き鳥屋
ビルの5階にある焼き鳥屋でのグリストラップ清掃の事例です。焼き物や揚げ物メニューがメインとなるため、油が溜まりやすい状況でした。また、厨房内にグリストラップがあるため、厨房内・店内に悪臭が漂ってしまうことも。ポータブルバキュームを使用して油を除去し、悪臭の原因を解消しました。
※参照元:アイエスジー株式会社HP(https://www.isgnet.jp/greasetrap/case11/)

引用元:アイエスジー株式会社公式HP
(https://www.isgnet.jp/greasetrap/case11/)
複合施設の飲食店を清掃
複合施設の飲食店で、外付けのグリストラップを清掃した事例です。油脂が溜まりやすく、配管内の詰まりの原因になっていました。配管を清掃することで、悪臭や害虫発生の予防ができました。周囲にお客様も多いので、清掃時は服装などにも注意しています。
※参照元:アイエスジー株式会社HP(https://www.isgnet.jp/greasetrap/case14/)

引用元:アイエスジー株式会社公式HP
(https://www.isgnet.jp/greasetrap/case14/)
どのような清掃方法が最適?現場によって変わる清掃方法まとめ
施設の規模や内容によってグリストラップ清掃方法は変わってきます。どんな方法が最適か、現場に合わせて比較することをおすすめします。