汚れ(ヘドロ)の発生

ヘドロ対策

ここでは、グリストラップにヘドロが発生する原因と、店舗・施設に与えるリスクについて紹介していきます。また、ヘドロを解消する方法もあわせて掲載しているので、ぜひグリストラップ内が汚い場合に役立ててください。

ヘドロが発生する原因

グリストラップ内にヘドロが発生するのは、清掃が行き届いていないことが原因です。グリストラップには浄化機能は付いていません。自分でこまめに清掃しないと、バスケットの網目から漏れた細かな生ごみが底に溜まり、ヘドロが発生します。ヘドロ、汚泥が蓄積する前に、日常的に取り除く必要があります。グリストラップから出たゴミは産業廃棄物なので、専門の業者に回収を依頼しましょう。

ヘドロが発生による店舗・施設
へのリスク

グリストラップにヘドロが発生すると、悪臭が漂う原因となります。また、ヘドロを好む害虫がいるため、早急に対処しないと害虫が増える恐れもあります。悪臭や害虫は厨房で働く従業員にとって悪影響を与えるだけでなく、店舗や施設の利用者にとってもマイナスな印象を与えるでしょう。食中毒に繋がる恐れもあるので、早めにヘドロの対策を講じることが重要です。

ヘドロを解消する方法

自分で対応する方法

グリストラップ内に溜まったヘドロは、自分でグッズを使用してすくい上げて廃棄しましょう。毎日網カゴに溜まった生ごみと、底に溜まったヘドロを廃棄すると、悪臭や害虫の発生の予防になります。自分で取り除く場合は、汚泥をかき集めるグッズや、表面に浮かんだ油脂を回収するグッズを揃えると、作業負担を軽減できます。

業者や浄化装置に頼る方法

グリストラップ内に溜まったヘドロは、業者に定期的に清掃してもらうと、底にこびりついたものまで取り除けます。槽に溜まった水ごと吸引してもらい、隅々までキレイにしてもらいましょう。また、定期的に業者に依頼するだけでは清掃が追い付かない場合は、浄化装置に頼るのも一つの手です。浄化装置を設置すると油脂を少なくできるため、ヘドロが蓄積しにくくなります。

ヘドロをいち早く解決する
グリストラップ清掃方法とは

ヘドロの発生をいち早く解決したい方に、現場によって変わる適切なグリストラップ清掃方法、清掃会社やグッズを紹介しています。全国に対応している会社を探しましょう。

掃除が楽になる!
グリストラップ清掃の
方法を見る

実現したいこと別!
おすすめのグリストラップ浄化装置3選

グリストラップの浄化装置の中でも、利用者の実現したいこと別におすすめの浄化装置を選定して紹介しています。参考にしてみてください。

初期投資を抑えて
月に1万円以下で導入するなら
AICグリースオゾナイザー
AICグリースオゾナイザー
引用元HP:エイ・アイ・シーHP
(https://eco-kankyo.com/service/ozon_greestrap)
特長
  • オゾン浄化方式
  • 月に1度のバスケットのゴミ取りで浄化された状態が継続できる
  • 害虫の発生や配管の詰まり、気になる悪臭を防ぐ
本体価格 月8300円~/7年リース(本体価格63万円~)
メンテナンス費用 30,800円(年1回)
本体サイズ W326 × D326 × H502mm
取り扱い 株式会社 エイ・アイ・シー
できるだけコンパクトに
設置スペースを抑えるなら
グリスマジックシステム
グリスマジックシステム
引用元HP:プラネットHP
(http://www.planet.biz-web.jp/products/jyouka-system.html)
特長
  • バクテリア浄化方式
  • バクテリアによって油脂分を分解、環境にも優しい
  • エアレーションで微生物を活性化させることで浄化効果を長持ち
本体価格 要問い合わせ
メンテナンス費用 要問い合わせ
本体サイズ W220 × D269 × H244㎜
取り扱い 株式会社プラネット
時間帯によってオゾン発生量の
細かいコントロールが必要なら
仙水 (AS-1000DS)
仙水 (AS-1000DS)
引用元HP:オーニットHP
(https://www.ohnit.co.jp/product/as-1000ds/)
特長
  • オゾン浄化方式
  • 臭いの強さでオゾン量を六段階切替可能
  • オゾン発生体は定期的に水洗いをするだけ
本体価格 85.8万円~
(メーカー希望小売価格)
メンテナンス費用 要問い合わせ
本体サイズ W264 × D186 × H271㎜
取り扱い オーニット株式会社

※抽出条件:「グリストラップ 浄化装置」とGoogle検索した結果の上位50ページのうち、「浄化装置」を取り扱ってる公式サイト18社を調査。その中で特徴的な3製品を紹介しています。(2024年5月20日調査時点)

※AICグリースオゾナイザーは、調査した中でHPに明記されているリース費用が一番安い
※グリスマジックシステムは、調査をした中で本体サイズが一番小さい
※仙水(AS-1000DS)は、調査をした中でオゾンの発生量を切り替えを細かく切り替えができる