自分で掃除をするには?

自分で掃除をするには?

このページではグリストラップを自分で清掃する方法についてまとめています。掃除の手順や必要な道具だけでなく、実際に自分でグリストラップの清掃をしている体験談も紹介しています。「自分でグリストラップの清掃をしようかな?」と考えている人はぜひ参考にしてください。

グリストラップの清掃頻度は施設によって異なる

ここでは自分でグリストラップの清掃をする際に必要なものと、清掃の手順について紹介します。

必要なもの

ゴム手袋・網じゃくし・ゴミ袋・雑巾・タワシ・金ヘラ

手順

  1. グリストラップの第1槽のゴミを取る
    第1槽のバスケットに溜まったゴミを回収し、中性洗剤で洗います。
  2. グリストラップの第2槽の油を取る
    第2槽の表面に浮いた油を網じゃくしですくい取り、産業廃棄物として処理します。
  3. グリストラップの第3槽の油を落とす
    第3槽のトラップの周りにこびり付いた油の塊をタワシや金ヘラでこすり落とします。

また上記とは別に、週に1回は底に堆積した汚泥をすくいあげ、産業廃棄物として処理する必要があります。

自分で掃除する人用の清掃グッズ

自分でグリストラップの清掃をするには、ゴム手袋・網じゃくし・ゴミ袋・雑巾・タワシ・金ヘラなどが必要です。バスケットに被せるグリストラップ専用のネットや油吸着シートなどの便利グッズが市販されているので、上手に使うとグリストラップの清掃がグッと楽になります。

グリストラップ清掃道具・
洗剤を取り扱う会社一覧

自分で掃除は危険?グリストラップ清掃を体験した人の声

グリストラップを開けた瞬間悪臭が…

蓋を開けた瞬間、ゲロよりも強烈な臭いが。汚水も濁って黄土色に。スコップみたいなので溜まったカス取りをましたが、そこに溜まったカスを引き上げるごとにさらに凄まじい臭い…。嗚咽して涙目になりながらもやりました。

グリストラップから虫が湧いているのを見てトラウマに

お店をやってるんですが、昨年の夏はショウジョバエやチョウバエが大量発生してメチャクチャ困りました。虫の発生場所はたぶん、配水管とグリストラップとそして店内への入り口から大量に入ってきています。業者に見積もりを依頼したところ、すごい高い金額を提示されました。

グリストラップに落ちました…

バイト先でグリストに右足を突っ込んでしまいました。靴のクリーニングをお願いしようかと思いましたが、クリーニングをしたところでどれだけの範囲まで落とせるかもわからないし、汚い所に突っ込んでしまったので新しい靴を買おうと思います。

「費用」「手間」「精神的負担」を考えて清掃方法を選ぼう

グリストラップ清掃の手間や精神的負担を考えると、自分でグリストラップの清掃をするよりも業者に委託した方がいいのでは…と思いますが、そうなると今度は費用が気になってしまいますよね。

そこでおすすめなのが浄化装置の設置です。浄化装置を使えばかんたんに油処理や消臭・脱臭を行うことができるので、グリストラップの管理がグッと楽になります。当サイトではグリストラップの浄化装置の他にも、業者への依頼など、現場ごとに適切な清掃方法を紹介しています。グリストラップの清掃や管理に悩んでいる人はぜひご覧ください。

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